くらしコミュニティCPSがこの街の
「くらしにくい」を「くらしやすい」に変える

くらしコミュニティCPSは、
地域の力で解決できる各世帯の日常的なくらしのニーズに対して、
デジタルを介して地域とのつながり創出を支援する
新たなエコシステムの検証を目的とした取り組みです。

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ABOUT

くらしコミュニティCPSプロジェクトとは?

VISION

多様なくらしのニーズを充すために、
お互いを気にかけ、助け合える
地域社会を創る

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MISSION

さまざまな家族がWell-Beingを
体感できる街の暮らしをデザインし、
地域内で持続的な課題解決を可能にする

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VALUE

くらしのニーズ充足を支える
「地域密着型コミュニティ支援デジタルプラットフォーム
(くらしコミュニティPF)」を提供する

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ISSUE

「孤立・孤独」が誘発する社会問題

本プロジェクトが取り組む課題

# 鬱 # 犯罪率
  • シニア世帯の問題

    シニア世帯の問題

    # 詐欺被害 # フレイル # 孤独死 # 要支援・要介護
  • 子育て世帯の問題

    子育て世帯の問題

    # 経済的困窮 # 子供のいじめ # 過労 # 子供の発育/教育
  • 若者単身世帯の問題

    若者単身世帯の問題

    # 晩婚化 # 出生率低下
なぜパナソニックがこの課題に取り組むのか

パナソニックでは、
地域を「くらし領域における継続的な共創の場」と捉え、
地域住人と共にソリューション・デジタル技術を鍛えつづける
仕組みの確立を目指しており、そのための第一歩として本課題に取り組む。
暮らしを支えてきたパナソニックの経験や経営資源を投入し実現を目指す。

なぜパナソニックがこの課題に取り組むのか

APPROACH

課題へのアプローチ

  • 01

    低コストで地域資源の可視化・利活用・最適化

    デジタルの力で*リンクワーカー的機能を創る

    *リンクワーカー
    =くらしにおける諸問題に応じて適切な地域資源と繋げる役割の人

  • 02

    関係性のウェルビーイング

    ゆるやかに世帯間を繋ぐことで、心地よく人と人の距離が近づくコミュニケーションサービスを創る。

MESSAGE

日々のちょっとしたお困り事ややりたい事をがまんしたり、
あきらめてたりしないだろうか。
そんな時、身近な誰かが助けてくれる、そして次は私が誰かを助けたい。
こんな小さな連鎖が一人ひとりのくらしやすさにつながる。
くらしを地域と共に創りつづける、そんな社会を実現したいと思います。

パナソニックホールディングス㈱ 飯田
パナソニックホールディングス㈱ 飯田
TECHNOLOGY

課題解決のために使う技術

地域を把握する技術

コミュニティの活性化や住民サービス向上のために、
地域の現状を可視化し把握することで、
さまざまな行政事業などの施策の効果測定に活用

  • コミュニティプロファイリング技術

    長期的・定量的な
    コミュニティアセスメント

    行政事業などの施策の効果測定のためには、
    住民やコミュニティから長期的なデータ収集が必要である。
    この収集が困難である問題に対して、スマートフォンアプリのログデータを利用し、
    データ分析によって正確なコミュニティアセスメントを実現

くらしを理解する技術

世帯毎のくらしぶり推定を行い、
地域社会とのつながり傾向・度合いを測る。

  • 認識AI技術

    ユーザの長期的な動作変化を
    骨格座標から推定

    日々の座るや歩く等の動作を骨格座標にて
    モニタリング、長期間をかけて徐々に変化する
    高齢者のフレイル予兆などを推定

  • データ分析AI技術

    大規模な教師無データから
    世帯のくらしぶり推定

    Panasonic Digital Platformに蓄積する
    家電/電力ログから観測される統計量に着目した
    シミュレーションにより、模擬的に教師データを生成

つながりを促す技術

各世帯に合わせた「地域とのつながりを促進」する
情報を選定。さらに助け合いのハードルを下げて、
地域内で繋がり・支え合う機会を創出。

  • マッチング技術

    行動変容を促すための
    情報選定

    独自の情報群空間定義と、ユーザ生活圏把握(GPS)
    や趣向(情報閲覧/行動履歴の傾向)
    に基づく情報を選定

  • Web3技術

    既存のブロックチェーン
    プラットフォームを活用

    日常生活とトークン流通をスマートコントラクトにて
    自動連動させることで地域内活動をサイバー側にも反映
    またサイバー側に蓄積されるトークンを利用することで、
    互助など地域内活動を促進

  • コミュニケーションデザイン

    コミュニケーションデザイン

    デジタルを介して地域住人と如何に繋がり、コミュニケーションを促し、くらしのニーズ充足に至る行動変容を起こせるか。繋がりによる問題解消までを見据えた体験の設計に取り組んでいる。

  • 地域コミュニティデザイン

    地域コミュニティデザイン

    デジタル・プラットフォームと地域資源の活用を前提とした地域社会におけるエコシステムのあり方と、エコシステムの醸成に向けた段階的な戦略立案について取り組んでいる。

  • 地域資源利活用研究

    地域資源利活用研究

    くらしのニーズ充足に向けて、地域内のお店や施設、専門家や有識者、イベントや交流サークルなどを必要な方々へ如何に周知し届けるか。地域資源利活用に向けた情報のあり方・発信の仕方を研究。

SOLUTION

くらしコミュニティPF概要

くらしのニーズ充足を支える地域密着のデジタル共通基盤

くらしコミュニティPFは、デジタルを介して
「地域とつながることで、各世帯がかかえるくらしのニーズを充足」する
新たなエコシステムを目指す地域特化型のデジタル・プラットフォームである

くらしコミュニティPF

パイロットサービス紹介

~日常の延長線上、半歩でるくらいの気軽さで社会接点創出~

くらしのニーズの中で「外出/他者接点の機会や動機」の創出に着目、
デジタルを介した繋がり創出・継続是非をアプリサービスにて検証

つれづれめぐり
いつもの街を、もっと好きになる。

あなたがいつも行くカフェ。実はそのカフェに裏メニューがあるの知っていましたか?
一言キーワードを伝えればオーガニックにこだわる店主が追求した最高のコーヒーを堪能できたり… 。
そのカフェから二つ先の路地を右に曲がれば、まだ行ったことのない小洒落た本屋が。
入り口で子猫が挨拶をしてくれたりして…。歩きながら新しい発見をみんなで共有。
いつもの街を、もっと好きになる。そんなアプリです。

いつもの街を、もっと好きになる。
つれづれめぐり、3つの特徴
つれづれめぐり、3つの特徴
参加は簡単! 3ステップ
参加は簡単! 3ステップ
利用の対象者 外出や他者と触れ合う動機や機会が減少し、日々の生活に物足りなさを感じている方
(孤立・孤独の前兆)
サービス概要 他者とゆるい繋がりを提供し、お互いの「共感・励まし・協力・貢献」を動機に外出を促進する。
また、つながりを通して外出の継続を支援する。

実証実験紹介

実証実験の様子 実証実験の様子
実証名 実証期間 モニタ対象 概要 主要イベント
太秦0th 2022.10.24~2022.10.28 12人 コミュマネやリンクワーカなど数名のコアメンバで試用 座談会形式事後グループインタビュー
太秦1st 2022.11.21~2022.12.12 29人 プレモニタ参加者が中心となって知人を誘致 利用者向けアンケート実施
インタビュー会
太秦2nd 2023.3.7~2023.3.27 31人 データ分析を前提にした技術フィジビリティ
右京区0th 2023.8.22 ~ 2023.9.17 50人 右京区役所やコミュマネなど数名のコアメンバで試用 コアメンバとの座談会
右京区1st 2023.9.18 ~ 2023.9.30 59人 健康関連コミュニティ33団体のマネージャーへ訴求(右京区の健康団体交流イベントに相乗りして実施) 健康推進団体との情報交換会
右京区2nd 2023.10.02 ~ 2023.12.05 62人 特定コミュニティに特化(嵯峨野しみずさわやかサークル)
地元店舗を巻き込んだクーポン利用含めた実証
クーポン参加の地元店舗との情報交換会
右京区3rd 2024.12.06 ~ 2024.2.29 66人 特定コミュニティに特化(サンサ健康広場)
現地特派員を立てる
アフタートーク会
区民大交流会

過去実証でのモニターの声

  • Aさん 50代前半 男性 ※写真はイメージです
    Aさん 50代前半 男性
    歩いた歩数が「つれづれ」のリアル歩数になり、
    京都の名勝、名所、名店を巡ることになっているのが面白い
    Aさん 50代前半 男性

    最初は使い方がわからず戸惑ったが、日数を経るうちに面白くなった。
    私の場合、仕事で歩いた歩数が「つれづれ」のリアル歩数になり、京都の名勝、名所、名店を巡ることになっているのが面白かった。

  • Kさん 60代前半 女性 ※写真はイメージです
    Kさん 60代前半 女性
    歩くことを通して、人と比べず私自身に向き合うことでいいんだって気づいた。ちいさなことでも頑張ってみようかなと思うようになりました。
    Kさん 60代前半 女性

    歩くことに執着あるかと思ったけど、インタビュー後に私自身に向き合うことでいいんだって気づいた。
    そのうちに他の人の歩数も気にならなくなった。参加者それぞれいろんな参加の仕方があっていいんだって気づいて、みんなの行動が楽しめるようになった。すごいたくさん歩かないといけないというのが無意識的にあった。
    ちいさなことでも頑張ってみようかなと思うようになり、楽しもうとするようになった。

  • Mさん 60代前半 女性 ※写真はイメージです
    Mさん 60代前半 女性
    何でもかんでも素敵って思ってしまいます。
    正直すっごい楽しいです
    Mさん 60代前半 女性

    お話を受けてからウキウキワクワクだった。
    私一人で行くの?って思ってたけど、事前の説明会で皆さん集まった時に顔は知ってて。
    そんなに個人的に付き合った人たちじゃなかったのでワクワクしていた。
    みんなで手を繋いで一緒に行ったらどんな感じになってたんだろうなとか想像していた。
    アプリを通して出会いとつながりを作っていただいたような気がしてこんなに繋がれて嬉しいです。
    共通の話題があったり、こんなふうに感じているんだって知らせてもらうとそばにいけたような気がして。
    勝手にお友達感です。声も顔も年齢もわからない人に私ワクワクドキドキしています。
    実験がおわってしまうのがさみしいです

MEMBER

活動メンバー紹介

  • 西戸
    サービスデザイン
    西戸
  • 鈴木
    システム開発
    鈴木
  • 樋口
    システム開発
    樋口
  • 岸本
    システム開発
    岸本
  • 茶木
    渉外・顧客リサーチ
    茶木
  • 内田
    渉外・顧客リサーチ
    内田
  • 若井
    AI技術開発
    若井
  • 山田
    AI技術開発
    山田
  • 藤岡
    Web3.0技術開発
    藤岡
  • 石森
    Web3.0技術開発
    石森
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