人間拡張によってエクストリーム体験が安全に楽しめる
No:20-C
制作年:2020年
断崖絶壁の雪山山頂、真っ暗な深海、宇宙空間。
限られた人しか行けなかった場所へ行く体験が実現したとき、あなたはどんなエクストリーム体験をする?!
- あなたが安全に楽しみたい「エクストリームな体験」って?
- 人間拡張で、買い物体験はどう変わる?
- エクストリーム体験の開発が、既存の産業にどんな影響を与える?
2030年には、人体センシング技術とウェアラブルデバイスの普及により、今まで限られた人しかできなかったエクストリームな体験を安全に楽しむことができる。
センサ技術の発展により、ウェアラブルデバイスを用いた健康管理は一般化し、健康管理の様々なシーンで使われる。また、DNA解析による疾病発症モデル化が進み、個人の身体固有の病気の発症リスクが可視化され、予防措置を講じることができるようになる。
こうした技術進化を背景に、その「人体」固有の能力を拡大するサービスが広がりを見せる。こうした技術進化を背景に、その「人体」固有の能力を拡大することで今まで行けなかった空間にいけるようになった。
例えば、パワードスーツやウェアラブルデバイスを活用することで、ひとりひとりの人間の状態把握・能力補助・拡張ができ、特別な訓練をしていない人でも安全に、エベレストの頂上や、深海、宇宙など様々な場所に行く体験ができる。また、無重力状態や深海、高山ならでは成立する食など、エクストリームな食体験の開発も進む。
ウェアラブルデバイスは購買センサとしても活用される。エンタメ空間を楽しみながら、感情が動いたタイミングをとらえてシームレスに購入に導かれる「ときめきセンサー買い」ができる体験ショッピング施設が現れる。