自給自足可能なネオ城下町の台頭
No:20-E
制作年:2020年
わたしたちの生活を成り立たせるのは、ローカル主体の経済。
自分達で支え合い、特色を出して、経済を育てていく。
- 自給自足可能な町ではどんな活動がうまれている?
- 普段あなたが使うものはどこで作られたものですか?
- どんな特色があると、ネオ城下町は生き残れる?
2030年には、グローバルな経済活動がローカル重視にシフトし、数万~数十万人規模の自給自足・自主運営の町が出現する。地元企業が中心となり、企業のサプライチェーンは町ごとに閉じる。地元の資源・産物から食品生産を行い、自給率をあげていく。
その結果、地域同士、国同士で緩い鎖国状態へ。町ごとの特色がより明確になり、企業誘致の競争は激しくなる。特色を出すためにそれぞれの町が工夫を行う中、特に環境超配慮型のグリーン都市が人工的な森林を育成。大きな注目を集め、その成功事例を模倣する町が続出する。
グリーン都市の成功をうけて、環境配慮型のライフルタイル・経済活動が世界へ広がり、SDGsの達成に貢献する。
企業や人の誘致に成功した町は企業城下町化で独自性を活かした町同士の連携も活発になる。一方、価値観が相いれない町とは連携できず、町同士の対立やマイノリティとなる町への差別が始まる。